A.「以前カウンセリングに行ったけれど話をただ聴いてくれただけだった」という思いをされた経験を耳にします。「スクールカウンセラーに話したがなにも教えてくれなかった」という臨床心理士に対する失望を伺うこともあります。確かにこれまでの臨床心理学では傾聴することのみを重視する考えがありましたが、現在はこころの問題には生物・心理・社会の要素が関係しているという考えに変わってきました。その苦しさには、生物(持っている力)・心理(経験から作られた認知・感情・動機づけ)・社会(コミュニティへの適応・関係性の問題)が複雑に関係していると考えます。私たち青山こころの相談室のカウンセリングは生物・心理・社会の側面を考慮し、問題を丁寧に紐解き、ときには助言をさせていただきながら実践的な解決をご一緒に考えていくことを大切にしています。
初回はインテーク面接としてご相談の内容を伺うことが中心になります。ご了承ください。